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クリーンウェッター®の特徴

 

霧も蒸気も出さない…さわやかに加湿

クリーンウェッター®は霧も蒸気も出さず、湿り風を送風して加湿しています。それはジメジメせず「さわやか」に加湿します。また、結露が発生しないので生産機械や商品、内装等が錆びたり腐食したりしません。

シビアな湿度制御…他加湿方式より優れています

クリーンウェッター®は、内蔵の送風機にて室内に大量の加湿空気を循環しシビアな制御を行ないます。湿度センサーは応答性の速いものを採用し、室内を3%の範囲でON・OFF制御します。

室内空気を洗浄…吸い込んだ空気を水シャワーにより洗浄します

「蒸気式加湿機」のように加湿のために多大なエネルギーが必要だったり、「スプレー式加湿機」のようにコンプレッサーが必要だったり…。クリーンウェッター®はそのどちらも不要です。非常にわずかな電力で加湿するため経済的、すなわち地球環境にも優しい「エコ加湿機」と言えます。

冷風扇機能…マイナスイオンも放出します

霧や蒸気を出す加湿機は、そのほとんどが室内空気を循環する方法をとっていませんが、クリーンウェッター®では非常に大きい風量を回収し、装置内部の水シャワーにより空気が洗浄されて送風されるため、空気清浄効果があります。
クリーンウェッター®システム図

●室内空気の①を吸い込み、水噴霧状態②の中を通過するときに水と空気の接触により熱移動がおこなわれて、空気中に多量の水蒸気が含まれます。③エリミネータは、吸い込まれた空気とともに 水滴が上がるのを防ぎ、湿った空気を送風機④にて室内⑤へ吹き出します。
●吸い込まれた室内空気のチリ・ホコリが洗い落とされるために循 環水が汚れますので、自動的に新しい循環水に交換します。(自動 給水・排水装置)

 

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他方式加湿器との比較

 

低ランニングコスト…それは地球環境にも優しい

「蒸気式加湿機」のように加湿のために多大なエネルギーが必要だったり、「スプレー式加湿機」のようにコンプレッサーが必要だったり…。クリーンウェッター®はそのどちらも不要です。非常にわずかな電力で加湿するため経済的、すなわち地球環境にも優しい「エコ加湿機」と言えます

●水滴が出ない方式

加湿方法 エアワッシャ型 気化式 蒸気式
(電極式)
加湿原理 機器内部でスプレーノズルを用いて水と空気を接触させ、熱移動により蒸発加湿させます。加湿された空気は組込のファンで送風します。 高吸水性加湿材に上部から滴下給水しこれにファンの気流を通過させる。水分は気流と熱交換して気化蒸発し恒湿空気となって加湿します。 蒸気シリンダ内の電極に交流を通電させる。すると水中の不純物は運動を行い、この運動エネルギーが熱に交換されて蒸気を発生します。
構造図
空気線図上の変化



ON-OFF制御
比例制御 不可
応答性 よい ふつう よい
消費電力
(W/KG)
70〜100 低消費電力 約750
消耗部品 スプレーポンプのメカニカルシール 加湿材 蒸気シリンダ
(約4,000時間)
寸 評 特別な水処理をしなくても白粉現象は発生しません。副次的な効果で脱臭や空気中のチリ・ホコリ等の除去ができます。 ファンの気流を加湿材に通過させるため、チリ・ホコリの多い工場では加湿材が目づまりを起こすので使用できません。 蒸気シリンダにスケールが付着するので、定期的な交換が必要となります。また、加湿のための直接エネルギーが必要です。他に、室内温度の上昇や蒸気を出しているために内装材等が腐食することがあります。

 

●水滴が出る方式

加湿方法 超音波式 遠心式 スプレー式
加湿原理 水槽底部に超音波振動子が取り付けられていて水面に向けて超音波を発信することで水を霧化する。これを、ファンの気流によって送り出し蒸発 加湿します。 遠心力により水を吸水管から吸い上げ、高速回転する回転盤で薄い水膜状にします。水膜状になった水は平均10〜30ミクロンの粒子に細分化され噴霧されます。 霧吹きと同じ原理です。圧縮空気を用いて加圧した水をノズルの小さな穴から空気中に噴霧します。
構造図
空気線図上の変化



ON-OFF制御
比例制御 不可 不可
応答性 よい よい よい
消費電力
(W/KG)
80〜100 約60 120〜180
消耗部品 超音波振動子
(約5,000時間)
なし なし
寸 評 水分が蒸発したあとに残留成分 が白い粉となって残ります。(白粉現象)これが問題になる場合は純水器を併用しなければなりません。また水処理にはコストがかかります。 白粉現象が発生します。純水器の併用が有効です。高い所に取り付ける事が多いので、メンテナンスが困難になります。 白粉現象が発生します。純水器の併用が有効です。粉径が比較的大きいので水滴になり付着しやすい。

 

●ランニングコスト比較表(当社加湿器は、蒸気加湿器と比較して電気代は約1/10となります)

例:クリーンウェッター®AW-50B型(50Hz)とその加湿量に相当する蒸気加湿器

AW-50B型
(50Hz)
【電気料金】0.6kw × 8時間 × 25日 × 18円/kw/h = 2,160円/月

【水道料金】9.5リットル/h × 8時間 × 25日 = 1,900リットル/月
      30リットル/回 × 1回/日 × 25日 = 750リットル/月
     (1,900リットル/月 + 750リットル/月)× 0.15円/リットル = 398円/月

【合計料金】2,160円/月 + 398円/月 = 2,558円/月
蒸気加湿器 【電気料金】AW-50B型(50Hz)の加湿量9.5kg/hに相当する蒸気加湿器の消費電力は
      1kgあたり約0.75kw
      9.5kg/h × 0.75kw/kg = 7.125kw/h
      7.125kw/h × 8時間 × 25日 × 18円/kw/h = 25,650円/月

【水道料金】9.5リットル/h × 8時間 × 25日 = 1,900リットル/月
      1,900リットル/月 × 0.15円/リットル = 285円/月

【合計料金】25,650円/月 + 285円/月 = 25,935円/月

 

※1ヵ月当りの電気料金の算出方法は8時間フル運転、25日間稼働時の料金です。
※クリーンウェッター®の水道料金の場合、循環水槽の水張替えを1回/日含んでいます

 

クリーンウェッター®
電気・水道料金/月
クリーンウェッター®に相当する
蒸気加湿器の電気・水道料金/月
AW-10F型
587円
6,072円
EC35型
810円
17,002円
AW-20B型 (50Hz / 60Hz)
1,509円 / 1,521円
9,282円 / 10,374円
AW-30B型 (50Hz / 60Hz)
1,864円 / 1,882円
13,650円 / 15,288円
AW-50B型 (50Hz / 60Hz)
2,558円 / 2,546円
25,935円 / 24,843円
AW-51B型 (50Hz / 60Hz)
2,670円 / 2,658円
25,935円 / 24,843円
AW-70B型 (50Hz / 60Hz)
4,065円 / 4,071円
41,769円 / 42,315円
AW-71B型 (50Hz / 60Hz)
4,159円 / 4,165円
41,769円 / 42,315円
AW-100B型(50Hz / 60Hz)
4,935円 / 4,914円
51,870円 / 49,959円
AW-101B型(50Hz / 60Hz)
4,973円 / 4,952円
51,870円 / 49,959円
AW-150B型(50Hz / 60Hz)
7,934円 / 7,946円
83,811円 / 84,903円
AW-151B型(50Hz / 60Hz)
7,991円 / 8,003円
83,811円 / 84,903円
AW-201B型(50Hz / 60Hz)
12,636円
119,301円

 

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クリーンな循環水で加湿

 

自動排水装置とは?

循環水槽内の水を常にクリーンに保つために自動で新しい水に交換する装置です。

自動給水・排水装置…水槽部をいつもきれいに保ちます

自動給水とは、加湿時又は排水装置が働いた時にフロートで循環水を供給します。また、装置内部の水シャワーによって除去されたチリ・ホコリ等は水槽に落下しますが、その不純物の沈殿を防ぐため、定期的に水を入れ替える「自動給水・排水装置」も装着して、水槽部を常にクリーンに保ちます。(但し、AW-20型には装備されていません。)

循環水槽の水管理について

通常、水道水には殺菌用の塩素が含まれていますが、そのまま放置しておくと、約12時間後には空気中に抜け、その後急速に菌が繁殖し、約2日間放置した場合、多量の菌数になります。

自動排水装置の必要性

循環水槽の保有水を定期的に排水するシステムで保有水の不純物濃度を抑制し、水槽の汚れや菌の繁殖を抑制する効果があります。「クリーンウェッター®」はこのシステムが装着されています。(但し、AW-20を除く)

・自動排水装置のしくみ

自動排水装置の図

※クリーンウェッター®αは電動弁を使用しています。

 

※補給水に井戸水をご使用される場合には「洗浄システム」を選択(オプション)されることをおすすめします。

水質管理用洗浄システム

 

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白粉が発生しない

 

シリカやカルシウム(白粉)は放出しません…水道水を使用しても問題なし

クリーンウェッター®は100%蒸発した水蒸気で加湿しているため水道水を使用してもシリカやカルシウムは室内に飛散しません。 (但し、水道水硬度が高い地域やホコリ等が多い環境で使用の場合は、定期メンテナンスが必要です。)

水道水を使用する際の問題点

通常、水道水にはシリカ等の不純物が多く含まれており、水滴の出る「超音波式」「遠心式」「スプレー式」では空気中に「白い粉」となって飛散し、様々な問題となっています。それらを防ぐには水処理が必要になり「純水器」や「軟水器」を併用する必要があります。「クリーンウェッター®」は100%蒸発した水蒸気のみを吹き出すため、白粉は発生せず、特別な水処理を必要としません。

純水器について

カルシウム、マグネシウム等のイオンをH2Oに変える「イオン式」と供給水からH2Oの分子だけを取り出す「逆浸透膜式」があります。しかし、ランニング、イニシャルコストが高価となります。

軟水器について

「蒸気式」は蒸気シリンダーにスケールが詰まるので、それを防ぐために軟水器を装着する場合があります。これを用いると、カルシウムイオンやマグネシウムイオンをナトリウムイオンに置き換えるため、スケールの発生が無くなります。しかし、水滴を空気中に噴霧する方式では「白い粉」現象は解決できません。

 

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